温度や添加物量を巧みにコントロールして、
廃液から純度99.9%の製品を創り出す。
2022年入社
大学時代は応用化学科で、研究室では金属と有機化合物の錯体を研究していました。化学系の知識を活かしたモノづくりができる企業を探して、溶剤廃液の収集量No.1である三和油化工業に興味を持ち入社。現在は、大手メーカーから委託された製品などの製造を担当しています。例えば使用済みの有機溶剤を、低温蒸留で不純物と分け、お客様ブランドの再生品として販売される純度99.9%の製品をつくるなど。この際、蒸留が進んで釜の中の廃液の量が減るにつれて温度を加減しなければならず、その日の外気温や廃液の成分によっても細かい調整が必要です。また、蒸留を促進するために入れる添加剤が製品に残留しないよう、必要最小限の添加量を見極めることが重要となります。

長くて2時間、安定しづらい製品では10分ごとに温度を確認し、1日4回は分析による品質確認もします。時には猛暑で添加剤が蒸発してしまって蒸留がうまく進まず、添加剤の追加量の調整に苦労したことも。想定外のことも起きますが、1日が計画通り進むとうれしさがあり、プラスアルファの作業まで進められた日はなおさらです。社内研修時に教わった「後工程はお客様」の言葉を大切に、後を引き継ぐメンバーや他部署のやることがなくなるくらい、自分が作業を進める意識で臨んでいます。その意識をみんなが持っているからか、仕事が進めやすく人間関係は良好。プライベートの話も仕事の意見も言いやすい環境の中で、循環型社会に貢献している手応えを味わっています。
