廃液中のレアメタルを取り出す方法を、
自分で発想して、試し、確立できる醍醐味。
2021年入社
大学院時代の研究対象は、天然ガスの変換に用いる金属触媒。天然ガスを扱うことから環境分野に関心を持ち、三和油化工業に入社しました。現在は、お客様から依頼された廃液からレアメタルのリチウムを取り出す方法を開発しています。初の担当案件で、先輩が見当をつけてくれたところから引き継ぎ、その方法でリチウムを回収できるかどうかを、まずはビーカーサイズで、次にドラム缶で検証しました。その過程では、リチウムの回収率や純度を向上させるための温度や道具、取るスピードなどの条件を追究し、良好な結果が得られた場合には、のちに再現できるよう理由を究明。また量産開始後の品質検査に必要となる、リチウムの純度や不純物の成分の分析方法も検討しました。

現在は、量産の前段階となる工場でのテスト製造の準備中。製造部門と話し合い、工場設備や製造工程の観点から意見をもらいながら進めています。他にも営業や分析技術者と連携したり、開発の先輩や課長、部長にも日頃から相談しています。豊富な知見でアドバイスをもらう他、部署内ではお互いにアイデアを出し合う場もあり、私が意見を求められることも。ある粉体の分離方法にみんなが行き詰まっていたときには、薬品ではなく“ふるい”による分離を提案しました。結果はうまくいきませんでしたが、一つの知見が得られたことも大きな成果でした。こうして毎回、新しいアイデアをすぐに試し、自分の考えが成功につながる手応えを味わえることが仕事の魅力です。
